#SpottAR 開発メンバー 阿部叶夢氏インタビュー

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こんにちはリヴィティエ:PR担当です。

SpottAR開発チームインタビュー第二弾

先日、株式会社リヴィティエ(以下、リヴィティエ)が、新サービスとして直感的なナビゲーションを実現するSpottARをリリースいたしました。三回にわたりSpottARの開発に開発に携わった開発チームのメンバーのインタビューを掲載しております。

過去のインタビューはこちら 

SpottAR開発チームインタビュー第一弾;プロジェクトマネージャー佐藤隼人氏インタビュー


第二弾は、開発業務を担当された阿部叶夢(あべ・かなむ)氏のインタビューです。

技術面での解決提案

リヴィティエではどのような業務を担当されているのでしょうか?

普段はアプリ開発などを担当していて、現在はSpottARの開発に携わっています。
今回、お客様は属人化している業務内容を次世代への技術継承したい、という課題感をお持ちでした。
その課題の中でも、複雑な施設で働かれているので、技術継承のためにまずは”電波通信がない状況下で道案内をさせる”ことが大きな要望として挙げられていました。

お客様の課題を解決するために、最新技術を活用して、技術面での解決を提案するのが私の仕事です。

「電波通信がない環境での道案内」の実現

SpottARは、タブレットのカメラ画像上に案内情報を重ねて表示することで対象までの距離、方向を直感的に把握することができます。

また、SpottARでは空間マッピングデータ、ラベルデータは、暗号化されてデバイス上に保管されます。
リアルタイムに比較処理されるカメラ画像と空間データで自分の位置が把握されるため、ネットワークが繋がらない環境でもストレスなくAR空間に情報を表示することができ、保安レベルの高い施設や、地下施設、超高層施設上でもシームレスな運用が可能です。今回のお客様は、保安レベルがかなり高い施設での使用をご希望でしたので、SpottARでの開発が適していました。


今回の開発はパソコンで完結せず、外に出てタブレットなどのデバイスで実際に試さなければならないという点で、普段の開発と比較すると少し大変でした。
開発チームで連携し、テストと修正を繰り返し行っています。
開発自体はもちろん大変な部分もありましたが、お客様からお喜びの声をいただいて、非常にやりがいを感じています。

▲図:SpottARシステムイメージ

さらなる普及が想定されるARの技術

現在は保安レベルの高い施設で「直感的なナビゲーション」のような活用がされているようですが、SpottARでほかに想定される活用方法はありますか?

今回のお客様のように、”電波通信がない状況下でのナビゲーション”というような特定の業務におけるシチュエーション以外でも、例えば人を集めて楽しむイベントなどでも活用できると思います。例えば、人気キャラクターが出演するイベントで、人が集まり行列ができてしまった時に、ここにどのキャラクターがいるか列の後ろの方だとわからない、というようなことが起こりえます。広い空間に複数のキャラクターがいる、という場合でも、どこにどのキャラクターがいるかをマップにしたり、来場者の動線を想定して開場の設計を行ったりと、地図だけでは伝えられない情報の伝達や、目印のないイベントスペースなどわかりづらい場所の案内としても活用できると思っています。

 

今回使用されているAR技術ですが、今後どのように活用の幅が広がっていくとお考えですか?

AR・VR・XRの技術はひと段落していると思います。
特にARはスマートフォンなどと比較しても簡単に使用されるものではなく、参入障壁が高いですし、使用シーンが限られています。

例えばAIは、GoogleやYahoo!などを通じて知らず知らずのうちに多くの方に使用されています。このように一般に普及していく技術は多くありますから。ARも同じように、幅広い場所で活用されていくことで、より一般的に活用される技術になり、より波及的に広がっていくと考えています。


転職直後に携わったSpottAR開発

学生時代は情報科学を勉強していたので、今持っている知識を活用できる仕事に就きたいと思い、開発職につき、一年前に転職をして、リヴィティエが二社目です。
コロナ禍で入社したこともあり、リモートでの勤務スタートでしたが、前職と仕事内容自体は変わらなかったので、戸惑いもなくスムーズにリヴィティエでのキャリアのスタートを切ることができました。

出社することが少なく、まだ他の社員の方にはお会いできていない中でSpottARの開発に携わることになりましたが、チームの雰囲気は非常にオープンで、風通しがよく、すぐに馴染むことができました。

チームのメンバーとは毎朝の朝会で言葉をかわしますし、Skypeでのやりとりも活発なので連携がとれています。

意見を言い合うリヴィティエの風通しのよさ

リヴィティエに入社して一番感じるのは、「風通しのよさ」です。私のように新規入社したメンバーでも、意見を気兼ねなくいうことができますし、誰もが一番いいという方法を提案し、日々改善を行っているという印象です。

自分がやりたい仕事や、やりたい方法について、手をあげて提案すれば耳を傾けてくれるような環境は、理想的なスタイルで仕事ができていると感じています。

 

SpottARについて

SpottARは、拡張現実(AR)技術を活用して、空間内での直感的なナビゲーションを提供するサービスです。スマートフォンやタブレットのカメラ画像に案内情報をオーバーレイ表示し、目的地までの距離と方向をリアルタイムで示します。また、SpottARは自己位置推定技術を搭載し、デバイスのカメラを使用してリアルタイムで自己位置を特定します。

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〜見えるを手に取る〜

SpottAR
Point Cloud data AR Visualizer

https://revitie.jp/spott_ar/

点群データを利用したセキュアで新しいナビゲーションシステム

[ プレスリリース ]

株式会社リヴィティエ
拡張現実(AR)を駆使した新しいナビゲーションサービス『SpottAR』を正式リリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000133560.html

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