モバイルアプリ開発の問題点とは?リヴィティエが採用している「Ionic」についても解説

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モバイルアプリ開発の問題点とは?リヴィティエが採用している「Ionic」についても解説スマートフォンやタブレット端末の普及とともにモバイルアプリの数も爆発的に増加しています。しかし、モバイルアプリの開発を依頼する際にはさまざまな問題が起こり、依頼者や開発者の頭を悩ませることも少なくありません。そこで今回の記事では、モバイルアプリの開発で生じやすい問題を具体的に紹介するとともに、それを解決するために弊社ではどのような手段を採用しているのか、詳しく紹介していきます。

モバイルアプリ開発でありがちな問題

モバイルアプリの開発にあたってはさまざまな問題が起こりがちで、特に初めてモバイルアプリの開発を依頼する場合には想定外のトラブルも発生します。なかでも代表的な問題点として3つのポイントを解説します。

OSごとの開発が必要でコストがかかる

モバイル向けのOSはiPhoneに採用されているiOS、Androidスマートフォンやタブレットに採用されているAndroid、iPadに採用されているiPad OSなどさまざまなものが存在します。また、これらに加えてWebブラウザ上で動作するアプリケーションを同時に開発しなければならないこともあります。個別のOSやプラットフォームごとに最適化されたモバイルアプリを開発するとなると、当然のことながらその分のコストもかかってしまいます。仮にコストを抑えるためにひとつのOSに絞り込み、モバイルアプリをリリースしても、OSごとにユーザーが分散化している現在では高い効果が見込めません。

リリースまでに時間がかかる

現在、世界で何百万というモバイルアプリが提供されているなかで、これから開発しようとしているアプリと同じアイデアをもった企業や開発者も存在しているはず。そのような競合がひしめき合う中で、より優位に立つためには可能な限り素早く開発しリリースすることが求められます。OSごとに最適化したアプリ開発を行うとなると、開発コストだけではなくリリースまでに多くの時間を要することも問題となります。開発したモバイルアプリを多くの人に使ってもらうためには、スピード感をもってアプリ開発に取り掛かり、できるだけ早い段階でリリースすることが重要なのです。仮に細かなバグなどが見つかったとしても、その都度更新していくことによって十分フォローをすることは可能です。

メンテナンスやアップデートの手間

iOSもAndroidもそれぞれ開発環境は異なり、つねに最新の機能が提供されています。しかしその一方で、アプリをリリースした後のメンテナンスや更新も行う必要があり、さらに多くのコストがかかってしまうもの。OSごとにあらかじめ用意されている開発環境でのアプリ開発はネイティブ型ともよばれますが、品質を重視したい場合には向いているものの、スピード感や運用コストの面で考えた場合、デメリットも多いのが現状なのです。

モバイルアプリ開発の課題を解決するIonic

弊社ではモバイルアプリ開発におけるさまざまな問題をクリアするための手段として、「Ionic」とよばれるフレームワークを採用しています。IonicとはiOSやAndroidなどの個別の開発環境とは異なり、複数のOSで動作するアプリをひとつのソースコードで作成できるフレームワークです。たとえばスマートフォンのカメラを起動する、スピーカーから音を出す、ディスプレイにアニメーションを表示するなど、アプリを構成するうえで基本的な動作はIonicでカバーでき、iOSやAndroidの開発環境でそれぞれプログラムを組む手間がなくなります。もちろん、複雑で特殊な動作や、OSや端末に依存した一部のプログラムなどは別途調整が必要ではあるものの、モバイルアプリ全体のソースコードを共有できるという意味では開発にかかわる工数を大幅に削減できるメリットがあります。

Ionicでのモバイルアプリ開発はこんな方におすすめ

複数OSで動作するハイブリッドアプリ開発が可能なIonicですが、具体的にどのような場合に適しているのでしょうか。いくつか具体例を挙げながらご紹介します。

スタートアップ企業

創業間もないスタートアップ企業では、できるだけ早い段階でモバイルアプリをリリースして先行者優位を勝ち取る戦略があります。これまでにない新しいアイデアがある場合、他社に先駆けていち早くリリースすることで注目 が集まり、多くのユーザーを獲得できるためです。スタートアップ企業は大企業とは異なり、勢いやスピード感を最大の武器として戦っていくことが重要。アプリの細かな部分の作り込みなどは、徐々にバージョンアップを繰り返しブラッシュアップしていくと良いでしょう。

モバイルアプリ開発が初めての企業

これまでシステム開発を手掛けたことがなく、初めてモバイルアプリをリリースしようと考えている企業においてもIonicはおすすめです。初めてのアプリ開発では追加要件などによってコストがかさんでいくことも多く、ネイティブアプリとして開発した場合には大幅に予算がオーバーしてしまうことも考えられます。当初はiOSとAndroidそれぞれのネイティブアプリを開発する予定であったものが、結果としてiOSのみになってしまったということもあり得ます。Ionicであれば双方のOSに共通するアプリとして開発できるため、モバイルアプリ開発の依頼に慣れてない場合でも安心です。

Ionicでのモバイルアプリ開発ならリヴィティエにお任せください

株式会社リヴィティエではIonicを活用し、複数OSに対応 したモバイルアプリのハイブリッド開発が可能です。極めて 信頼性が高く動作も安定しているため、シンプルで使いやすいモバイルアプリを提供したいと考えている方に最適です。また、モバイルアプリ開発にあたって上層部へプレゼンを行う際なども、Ionicであれば簡単にプロトタイプの制作も可能です。最小限のコストとスケジュールでモバイルアプリ開発を依頼したい方は、ぜひ一度株式会社リヴィティエへご相談ください。

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