#SpottAR プロジェクトマネージャー 佐藤隼人氏インタビュー

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こんにちはリヴィティエ:PR担当です。

 

 

SpottAR開発チームインタビュー第一弾

先日、株式会社リヴィティエ(以下、リヴィティエ)が、新サービスとして直感的なナビゲーションを実現するSpottARをリリースいたしました。今回から三回にわたり、SpottARの開発に開発に携わったチームメンバーのインタビューを掲載いたします。第一弾となる本記事では、プロジェクトマネージャーである佐藤隼人(サトウ・ハヤト)氏にお話を伺いました。

インタビューに回答す

チームをまとめるプロジェクト管理業務

まず、普段行っている業務内容はどのようなものですか?

リヴィティエは受託開発を行っているのですが、そのプロジェクトの管理が主な仕事です。エンジニアやお客様とやりとりをして、お客様の課題を、どのような技術面でどのように解決するかをいろいろな人と話しあうポジションです。

今回サービスを開始したSpottARでも、プロジェクト管理と、お客様から要件を吸い上げて、どのようにシステムで落としていくかを考える立場でした。

 

SpottAR開発の背景

SpottAR開発の背景を教えていただけますか?

お客様からいただいたご要望は、「電波通信が使用できない場所で位置の照合がしたい」というものでした。
繊細なシステムが多数あり、周辺システムへの干渉を防ぐため、「電波通信は不可」
しかしながら、電車に乗れば何駅かになるほどの広大な敷地で、作業をされる方が迷わずに作業場所にたどり着けるようなツールがほしい、というのがご要望の全体像です。

従来は、地図と図面を見て向かっていたのですが、あまりに複雑で、実際は作業を長く担当されている作業員の方がご自身の経験値でその場所に向かっているとのことでした。
新しい担当者の方には一緒に移動して覚える、という属人的な伝え方がされていたそうですが、作業員の高年齢化に伴って、ベテランの作業員の方が引退された後、その場所を探し出すのに一日かかってしまう、という課題があったようです。
そのため、初めて作業に向かう方でも迷わずに作業場所に向かうことができるシステムの構築を作りたいと考えていらっしゃいました。

課題の解決策のご提案として、SpottARの技術を使い、「電波通信のいらない位置情報」を空間に表示させることを提案しました。
タブレットのカメラ画像上に案内情報を重ねて表示することで、対象までの距離、方向を直感的に把握することができる、というものです。直感的なナビゲーションが可能なので、モバイルネットワークがなくても、迷わず目的地に向かうことができます。

 

SpottAR開発の裏話

開発の裏話をお伺いしたいです

もともとSpottARの技術について何も知らないままスタートしたのですが、お客様のご要望を叶える方法を検討する中で、SpottARを調べあげました。研究開発という形で、「作ってとにかく使う」検証を重ねて、最終的に出来あがったのが今の形です。

今はお客様には、大変よいものが出来あがったとお喜びをいただいています。

まだまだ改善点もあるので、また吸い上げてブラッシュアップを行い、もっと機能として充実してよいものを作ろうと思っています。

 

幅広いニーズに対応できるSpottAR

SpottARは今回のケース以外で、どのように活用が考えられますか?

いろいろと考えられると思います。
今回のお客様はオーダーメイドで開発し、「通信環境がない場所での道案内」として使用していますが、「SpottAR単体で道案内ができる」という使用方法は、通信環境を使わずに入らなければならない高いセキュリティを求められる場所や、そもそも電波が届かない場所でも、同じような開発方法で活用できると思います。

そのほかにも、例えば工事現場など、広い土地の中で、「どこに何を置くか」という目印としても使用できると思います。
お客様に併せて開発が行えるので、SpottARの特徴である「直感的なナビゲーションを行いたい」というニーズに幅広く対応できると考えています。

 

リヴィティエの自由な雰囲気が作り出すチーム力

SpottARの開発チームは、どのような雰囲気なのでしょうか

メンバーは基本的にリモートで仕事をしていて、毎朝の朝会で個人のタスクを共有し、個人で作業を進めています。1人1人の技術力が高いので、各メンバーが自主的に動くことが多いですが、タスクで困りごとがあったら朝会に限らず、オンラインの打ち合わせですぐに相談しあっています。
チームとしての連携はかなりあると思いますし、個人が自由に働くことができる職場です。

入社後に積んだ経験による成長

SpottARをはじめ、様々なプロジェクトのマネジメントを担当されているとのことですが、 リヴィティエに入社される前からシステム会社にお勤めだったのですか?

リヴィティエの入社前はシステム関連の経験はなかったですが、元々パソコンに興味はありました。
学生時代に情報処理を勉強していたことや、身近にシステムの仕事をしている家族の存在もあり、現在の仕事に興味を持つようになりました。

情報処理の基礎的な部分を学んでいたとはいえ、プログラムは本当に簡単なことしか知らず、授業の多くはExcelやPowerPointなど、office系を扱うことがほとんどでした。
専門的なことは入社してから吸収したことが多いです。
入社した当初に常駐した会社で、開発をすすめる中で、かなり幅広く開発の基本的な部分を学ばせていただきました。
私以外にも、開発経験がない中で入社し、経験を積んで、今回のプロジェクトに携わっているメンバーがいます。リヴィティエは、志さえあれば成長できる環境です。


SpottARについて

SpottARは、拡張現実(AR)技術を用いて、空間内のナビゲーションを一新するサービスです。スマートフォンやタブレットのカメラ画像上に案内情報をオーバーレイ表示することで、目的地までの距離と方向をリアルタイムに示します。これにより、利用者は直感的に目的地への最適なルートを見つけることができます。また、SpottARは自己位置推定技術を搭載し、デバイスのカメラを使ってプレビュー表示を行い、デバイス上でリアルタイムに自己位置を特定します。

 

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〜見えるを手に取る〜

SpottAR
Point Cloud data AR Visualizer

https://revitie.jp/spott_ar/

点群データを利用したセキュアで新しいナビゲーションシステム

[ プレスリリース ]

株式会社リヴィティエ
拡張現実(AR)を駆使した新しいナビゲーションサービス『SpottAR』を正式リリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000133560.html

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