失敗しないIoT導入の3大ポイントを徹底解説!

2+

IoTはモノをインターネット接続することで、データの可視化から遠隔操作など高い利便性を実現するため、日常生活はもちろん産業まで幅広く普及が進んでいます。 

そんなIoTですが、導入で失敗しないためには絶対に外せない3つの重要なポイントがあります。 

  • IoT導入に伴うセキュリティリスク対策 
  • IoTで収集するデータ設計思想 
  • アップデートを見据えたシステム・デバイス設計 

これからIoTの導入を考えている方は、必ずチェックしておきましょう。 

IoT導入に伴うセキュリティリスク対策 

IoT導入で失敗しないためには、IoT導入によって生じるサイバーセキュリティリスクを正し理解して、適切なセキュリティ対策を講じることが最重要なポイントとして挙げられます。 

IoT導入は、インターネット接続によって利便性を享受する裏返しとして、サイバーセキュリティのリスクに晒されることになります。 

インターネットからアクセスできる状態になるため、マルウェアやクラッキングなど攻撃を悪意のある第三者から受ける可能性があるのです。 

サイバーセキュリティ対策はパソコンやスマートフォンでは当たり前になっていますが、ことIoT導入においては見逃されるケースが往々にしてあります。 

なぜなら、IoTの特性上、これまでITとは縁のなかったモノへの導入が多いため、事業者がサイバーセキュリティの知見に乏しく、十分なセキュリティ対策の必要性を把握していないことが多いからです。 

 

実際に、2016年にセキュリティ脆弱性のある大量のIoTデバイスが「Mirai」というマルウェアに感染し、DDoS攻撃の発信源として悪用された事例があります。 

この「Mirai」による大規模なDDoS攻撃は、最終的にツイッターやNetflix、ドイツの通信会社など世界中のさまざまなサービスが利用できない事態を引き起こしました。 

このように、IoT製品やサービスを利用しているユーザーすら気づかないまま、犯罪などの行為に悪用されるケースもあるのです。 

 

また、IoTデバイスにおいてはインターネット経由の攻撃だけでなく、USBポートや無線通信などIoTデバイスのインターフェースからの不正アクセス攻撃にも配慮しなければなりません。 

そのため、システムとデバイスの双方からセキュリティリスクがどこに潜んでいるのかを把握して、11つ適切な対策を講じていく必要があります。 

IoT導入の際は、経済産業省から示されている「IoTセキュリティガイドライン」を参考にセキュリティ対策を進めるのが良いでしょう。 

IoTで収集するデータ設計思想 

IoTを導入する上で、どのようなデータを収集して何に利活用するのか、というデータの設計思想もIoT導入で失敗しないために重要視したいポイントの1つです。 

センサーなどから収集するデータはIoTで不可欠ですが、見える化や遠隔操作などIoTで実現したい内容によって必要なデータが異なります。 

また、サーバーへ大量に蓄積した収集データは、AIを活用したビッグデータ解析により、さまざまなでアプローチからIoTサービスのさらなる改善に役立ちます。 

たとえば、サービスの利用状況やアプリの操作履歴も収集すれば、開発やマーケティングに効果的な施策の検討に有効となるでしょう。 

そのため、IoTで収集するデータの設計思想は、データを取得する時間軸やデータ保存の有無など、複合的な観点で検討しなければなりません。 

とはいえ、不要なデータを大量に保存していても、逆にサーバーのストレージを食ってムダな維持コストがかかります。さらには、サーバー負荷が高まり、サービスの動作に悪影響を及ぼしかねません。 

もちろん最初から完璧な形は難しいので、PDCAを回しながら、IoTで実現したい目的と将来的に必要になりうる目的の両面でデータの設計思想を固めていきたいです。 

また、IoTで収集したデータの利活用をする前提なのであれば、データの取得項目や活用内容は必ずあらかじめユーザーへ明示した上で許諾を得る必要があるので注意しましょう。 

アップデートを見据えたシステム・デバイス設計 

IoT導入においては、システムやデバイスの設計をする際に、将来的なアップデートを見据えておくことも重要です。 

IoTの関連技術は日進月歩で進化を続けており、23年もすれば全く新しい技術やソリューションが登場してスタンダードになっていることも全く不思議ではありません。 

とえば、IoTで利用される通信技術であればBLELPWAの登場、そして4Gから5Gへの変化などが挙げられます。 

通信距離・容量の飛躍的な向上や電力消費量の大幅な減少など、革新的な技術であればあるほど普及のスピードは早いです。 

しかし、その都度デバイスやシステムをすべて刷新していては、時間や費用など開発リソースはいくら合っても足りません。 

そこで、新技術が出てきたタイミングでなるべくスピーディかつライトに対応できるように、システム・デバイスいずれもあらかじめアップデートを見据えて設計しておくことが重要なのです。 

PoCなどを通じて事前に課題を抽出した上で、設計時に考慮できるポイントを整理しながら進めていきましょう。 

IoT導入のポイントを理解して最大限に活用しよう 

導入によってさまざまなメリットを得られるIoTですが、失敗しないポイントを踏まえて適切な準備をしておくことで、その価値を最大限に活かせます。 

特に、上記で挙げたセキュリティ対策、データ設計思想、アップデートを見据えたシステム・デバイス設計は、IoT導入のメリットを効果的かつ継続的にするために必ず押さえておきたいポイントです。 

IoT導入に費やしたお金と時間をムダにしないためにも、3つのポイントを理解してIoT導入を成功させられるように進めましょう。 

2+

上記の記事に関するお問い合わせやシステム開発に関するご相談はこちらへ

お問い合わせページ