Angularとは?今注目の JavaScriptフレームワークを知ろう!
Webアプリケーション開発で高い人気を誇るJavaScriptフレームワーク、Angularをご存じでしょうか?高い汎用性と多くのメリットを兼ね備えており、多くのWebアプリケーション開発で利用されています。弊社リヴィティエでは、Angularを使用したWebアプリケーション開発を最も得意としております。
本記事では、このJavaScriptフレームワーク、Angularについて詳しくご紹介いたします。Angularについて知らない方も、本記事を読めばどういうものかイメージできるようになるでしょう。Angularにご興味がある方は、ぜひご覧ください。
目次
1. Angularとは
まずは、そもそもAngularとはどういうものなのかご説明します。また、同じ名前でよくみられる「AngularJS」との違いについてもご紹介します。
1-1.Googleが開発するJavaScriptフレームワーク
Angular(アンギュラー)とは、Google社によって開発され、2016年に発表されたクライアントサイド向けのJavaScriptフレームワークです。非常に人気のあるフレームワークで、Webアプリケーション開発では最もよく使われているフレームワークの1つです。
1-2.フレームワークとは
フレームワークとは「雛型」「枠組み」を意味し、アプリケーションを開発する際に必要な全体的な構造や共通部品を提供します。これを使うことで、必要な機能のみ開発するだけでよく、品質の向上、開発コストの削減につながります。Angularはフルスタックフレームワークであり、AngularのみでWebアプリケーションを開発することができます。
1-3.AngularJSとAngularの違い
AngularJSとAngularは似ていますが、まったく異なるものです。Angularは開発初期では「AngularJS」というプロダクト名でしたが、バージョン2にアップデートされたときに、「Angular」に改名されました。AngularJSはJavaScriptをベースとしたフレームワークに対し、AngularはTypeScriptをベースにしたものとなっています。そのため、互換性がありません。間違えないように注意しましょう。
2. Angularの特徴
Angularはどのような特徴があり、使用することでどういうメリットがあるのでしょうか。なぜAngularを使うとWebアプリケーションが効率よく開発することができるのか、Angularの特徴についてご紹介します。
2-1.あらゆるプラットフォームで動作する
通常Webアプリケーションを開発する際には、PCやスマートフォン、タブレットなど、動作端末を意識する必要があります。しかしAngularは、Web、モバイルWeb、ネイティブモバイル、ネイティブデスクトップなど、あらゆるターゲット向けのアプリケーション開発で使えます。
2-2.SPA(Single Page Application)による高いパフォーマンス
SPAとは、単一の Webページで構成されたアプリケーションのことをいいます。 SPAでは、特にパフォーマンスの点において以下の特徴があります。
- サーバとの通信料を最低限に抑えられる
- ユーザのアクションに対し必要な部分のみ更新する
これらの特徴により、アプリケーションのパフォーマンスが向上します。Angularは、このSPAで構成されたアプリケーションの開発を得意とします。
2-3.高い生産性とメンテナンスのしやすさ
Angularを使用すると、以下のようなメリットがあります。
- すでに開発されたライブラリを簡単に使いまわすことができ、生産性が向上
- 必然的にコードが統一されるため、メンテナンスが大変しやすくなる
特にチームで開発する場合には、これらのメリットにより開発期間の短縮とコスト削減が見込めます。
3.開発するために知っておくべきポイント
Angularは大変便利なフレームワークであることがお分かりいただけたでしょうか。ただ、Angularを使って開発するためには、あわせて知っておくべきポイントもあります。ここでは、Angularをより使いこなすためのポイントをご紹介します。
3-1. TypeScript
TypeScriptとはMicrosoftが開発した、JavaScriptを拡張した言語です。TypeScriptは.NETフレームワークから大きな影響を受けているため、C#やVBを経験した開発者であれば、TypeScriptも習得しやすいものとなっています。TypeScriptはコンパイルするとJavaScriptに変換されるため、JavaScriptと互換性があります。AngularはこのTypeScriptをベースです。
3-2.RxJS
非同期処理とイベントを柔軟に扱うためのライブラリです。このライブラリはAngularのHTTPモジュールや一部の内部処理で使われています。RxJSはあまり多用するとプロジェクトが複雑になるケースもありますので、注意が必要です。Angularを扱う上で、TypeScriptと同様習得しておきましょう。
3-3.Angular CLI
コマンドでプロジェクトを生成・実行するためのツールです。Angular CLIを使用すれば、コマンド1つで環境構築ができ、必要なライブラリのインストールやディレクトリ構成、ビルドやテストの基本設定も行ってくれます。開発者がそれらを意識する必要がありません。
AngularでのWebアプリケーション開発ならリヴィティエにお任せください
Angularは、高い生産性やメンテナンスのしやすさで効果を発揮するJavaScriptフレームワークです。使いこなすにはTypeScriptややRxJSなど、知っておかないといけない点もあります。リヴィティエでは、このAngularを使用したアプリケーション開発を最も得意としています。
Angularを使用した Webアプリケーションについて気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
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